どうも!Steamで面白いと話題になっている【Valheim(ヴァルヘイム)】というゲームがあり、面白そうなのでプレイすることにした。
なんでも、北欧神話ベースのサバイバルゲームとのこと。
サバイバルゲームというジャンルは流行りなのかよく出ているが、Valheimは結構変なところにこだわっているゲームらしい。
例えば気体のシミュレートが行われており、家の中で焚き火を燃すと構造によっては一酸化炭素中毒で死ぬ…、とか。船なんかも風向きがあり、操船技術が必要だったり、細かいところでこだわりがあるとのこと。
なかなか面白そうじゃん!ということで早速プレイ。
驚きの軽さ
ゲームを開始する前に、一つ衝撃的なことがある。
ゲームのファイルサイズが1GBしかない。
もともと恐竜サバイバルゲームのARKをプレイしていて、持っている方はご存知だと思うが、ARKは160GBととんでもない容量がある。
パッチもべらぼうに重く、「ああ、また10GBのパッチか」というのが日常である。
そんな感覚に慣れきった中、ファイルサイズが1GBしかないというのが驚愕である。
なんてPCに優しいゲームなんだ!おかげさまで、ダウンロードもインストールも一瞬で終わった。早速プレイしていこう。
10番目の世界で旅をする
北欧神話では9つの世界がある。
アース神族の国、アースガルズ。
ヴァン神族の国、ヴァナヘイム。
妖精の国、アルフヘイム。
黒い妖精の国、スヴァルトアルフヘイム。
人間の国、ミズガルズ。
巨人の国、ヨトゥンヘイム。
氷の国、ニヴルヘイム。
炎の国、ムスペルヘイム。
死者の国、ヘルヘイム。
王道ファンタジーとして、擦り切れるほど使われている設定なので、どの世界もなんとなく聞いたことがあると思う。
そしてゲームの舞台はオリジナルの、10番目の世界。【Valheim(ヴァルヘイム)】である。
ほとんどいじれないキャラクタークリエイトを終え、ゲームを始めるとストーリーが流れる。
翻訳が怪しいが、多少なりとも日本語に対応してくれているだけでもありがたい。
そして先程作った自身のキャラクターが、大きなカラスに掴まれどこかへ移動する。
恐らく、人間の国であるミズガルズで戦死したプレイヤー(戦士)の魂を回収し、この世界に連れてきたのだろう。
嵐の中をしばらく飛び回ると石の祭壇に落とされ、目的を告げられる。
"第10の世界へようこそ、戦士よ。
私はフギン。あなたの旅の案内をするために送り込まれた。
周りの巨石は犠牲の石だ。この見捨てられしものを表している。
ヴァルハラに昇るために殺さなければならない相手だ。"
フギンというのは、オーディンが従えていたカラスのうちの一羽だ。もう一羽、ムニンというカラスもいる。
OPの語りの情報と合わせると、どうやらこの世界は流刑島ならぬ流刑世界のようだ。
主神オーディンが「見捨てられしもの」と呼ばれる怪物を島流しにしていたが、力をつけてきたから狩っておいて、ということらしい。
このミッションを完了すれば、ヴァルハラに連れて行ってもらえるようだ。
北欧神話では、戦士の死後はヴァルハラに行くことが名誉とされるので、これがこの世界で戦う大きな理由だろう。
以前プレイしていたARKの世界では、何千という恐竜を倒し、従え、ドラゴンや様々な怪物を倒してきた。
この世界でもきっとうまくやれるだろう。さて、そんな事を思っているとフギンから次の話があるらしい。
え、文字ちっちゃ!
さっきまではもうちょっと読めるフォントサイズだったのに、いきなりどうした?
おそらく、日本語に翻訳したところ文字数が多くなってしまい、規定の枠をはみ出る分は縮小するようになっているのだろう。アップデートで改善されるだろうか。
目をこらして読んでみると、次のように言っている。
"この石はヴェグヴィシルだ
これらの魔法の石は、見捨てられしものの儀式の場所を示す目印として、オーディンが各地にばらまいたものだ。
よく見ると、これはエイクスユルを召喚する場所を表していることがわかる。あなたの最初の獲物だ。
彼は強い獣だ。倒そうと思うなら、まず正しく武装する必要がある。
なるほど、これが討伐する対象「見捨てられしもの」のヒントとなっているようだ。
調べると、マップ上に地点が表示される。
現在自分たちのいる地点から、やや西に進んだ地点にヒントがあるようだ。あとで向かってみよう。
ちなみに今回の冒険は、フレンドのTEAと共に行う。
他のプレイヤーの情報によると、ソロプレイも可能な難易度設定らしいが、やはり数人で行動するほうが利便性が高いようだ。
敵との戦闘や、物資集めなど、一人より二人のほうがスムーズに行えるだろう。
まずは目的地に向かう前に、周囲の地形を軽く把握しておく。
画像からもわかると思うが、ゲームファイルの容量が1GBでありグラフィックはかなり荒い。
しかし、雰囲気の作り方がうまく、景色は普通にきれいだと感じられる。
さて、周囲を探索すると、祭壇の南側はなだらかではあるが崖になっており、一度降りたら登るのは大変そうだ。
南側に下っていくのは、しばらく後になるだろう。他の方角は、森が広がっていた。
探索中、こまめにフジンが出現し、ヒントを与えてくれる。
木と石があれば、斧が作れるらしい。
サバイバルで一番手に入りやすい素材といえば、やはり木材だ。
周囲は深い森に囲まれており、木を切り倒す手段があれば、建材や燃料には困らないだろう。
斧に必要な木や石を拾い集めていたところ、イノシシを発見した。
サバイバルゲームといえば、食料や水分の確保に困るというのが鉄板である。
武装はなく素手だが、ヴァルハラを目指す戦士の魂なのだ。イノシシぐらいは素手でも余裕だろう。殴り倒すぜ!
操作に不慣れなせいで、イノシシとの戦闘中、おもむろに座り込むという事件があったが、無事討伐した。
イノシシの死体からはイノシシのトロフィーと革を入手することができた。
それから森を探索し、手頃な木や石を拾い集め斧を完成させた。これで木の伐採が行え、拠点建築も進みそうだ。
ついでに西へ進み、最初の「見捨てられしもの」の祭壇へ到着する。
近づくとフギンが空から現れ、祭壇に供物を捧げることで「見捨てられしもの」を呼び出すことができると、教えてくれた。
供物とはなんだろうか。近くにヒントが無いか探してみる。
周囲を見渡すと、石碑を発見。確認すると、「彼の親族を狩れ」と書いてあるようだ。
石碑の上に鹿の石像が設置されていることから、鹿を狩り、そのドロップ品を供物に捧げろということだろうか。
実はこの祭壇付近で鹿は見かけていたが、非常に逃げ足が速く狩ることができなかった。
弓などの飛び道具が必要になるかもしれない。
狩りをするとなると、装備作りや休憩場所として拠点が必要だ。木材は木を伐採し入手できているし、拠点場所を検討しよう。
「見捨てられしもの」の祭壇から西へ向かうと、開けた場所に出た。
水場も近いし、拠点作りに十分なスペースもある。ここにしよう。
ちなみに、Valheimには水分の概念が無いようだ。ということは、拠点は別に水場が近くなくても良いのかもしれない。
家の作成にはハンマーや作業台が必要なようだが、物資も十分持っていた。このまま拠点設営に移れそうだ。
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