こんにちは!当記事では、原神のストーリー考察として、原神世界の構造について考えてみます。
当考察は、原神ゲーム内のネタバレ描写に加え、崩壊3rd側のネタバレも含みますので、ご注意ください。
また、考察記事ですので実際の設定とは全く違う可能性があります。
原神の考察は、崩壊3rdの情報や、モチーフにされた神話等も含めて考えなければいけないのですが、そういったものを含めると複雑かつ難解になりがちです。
当ブログの考察では、なるべくわかりやすい表現で書き、崩壊3rd未プレイでもわかるように書いていこうと思います。
、原神と崩壊3rdの世界は繋がりのある平行世界
原神のストーリー考察では有名な話ですが、miHoYoの開発者インタビューの動画にて、崩壊3rd側から原神の世界を観測できることが明言されています。
崩壊3rdは、miHoYoのアプリゲームで、原神より前にサービスを開始しているゲームです。
そんな崩壊3rd側のキャラクターが、「虚数の樹」を通して他世界を観測していますが、その中にテイワットの風魔龍トワリンがいるとのこと。
さて、虚数の樹とは何でしょうか。
虚数の樹とは?
崩壊3rdの解説を絡めると、固有名詞が多くて解説に苦労しますね。
虚数の樹は、崩壊3rd側で描写されているものです。
これについての説明をごちゃごちゃ文章を書いていたら、わかるものもわからないと思うので、ひとつ画像を用意しました。
元ネタは北欧神話のユグドラシル(世界樹)でしょうか。ユグドラシルは、巨大な樹の中に世界を内包した存在です。
それと同じように、虚数の樹は並行する世界を内包しています。世界はそれぞれ独立していますが、技術によって平行世界を観測したり、移動したりできるようです。
観測については上記動画にあるように、崩壊3rd側の世界が原神世界を観測したというのが崩壊3rd側のストーリーにて描かれています。
また、原神の主人公の二人はキャラクターストーリーにある通り世界を渡ってテイワットに来たと書かれている為、世界を移動することも可能なようです。
さて、原神の世界は虚数の樹の内包世界のうちの一つということですが、ここで重大な問題があります。
原神世界が虚数の樹の中にあるということは、虚数の樹が持つ「崩壊」という仕組みを受けるということになります。
崩壊とは
崩壊とはなにか?というのは崩壊3rd側で語られていますが、全容が判明しているわけではなく、説明するのが難しい概念です。
崩壊3rd側で、崩壊について詳しい者のセリフでは、「洗礼と淘汰のメカニズム」と表現していました。このことから、筆者は以下のように解釈しています。
虚数の樹は内包している世界に対し、「崩壊」というシステムにより試練を与え、「崩壊」に打ち勝てない世界は消滅するようにしています。
「崩壊」は「崩壊エネルギー」によって引き起こされ、疫病や自然災害、戦争などを引き起こします。
そして「崩壊」は文明のレベルが上がるほど酷いものになります。
原神世界も虚数の樹から観測できるということで、この崩壊システムによる洗礼を受けていると考えられます。
原神世界における崩壊描写
原神世界では「崩壊」という名称は使われていませんが、崩壊に関連していそうなエピソードは数多く出ています。
例えば以下のような話です。
カーンルイアの滅亡
プレイヤーが旅をしている時代からすると過去にあたりますが、カーンルイアの全盛期は非常に高度な文明を築いていたようです。
発展した兵器や高度な錬金術等を持っていました。しかし、結果として滅ぶ運命となりました。
これは文明が発展に応じて発生する、「崩壊」の仕組みに関連しているように思えます。
ゲーム内描写では、魔神任務の第一章 第四幕にて、ダインスレイヴが以下のように語っていました。
カーンルイアは神を持たない国――神は死んでも去ってもいない。ただ最初からカーンルイアの歴史には存在しなかった。あれは人類によって建てられた巨大な国であり、人々はその輝かしい繁栄と文明に誇りを持っていた。そして、貴様の記憶にもあるように――すべてが、神によって滅ぼされた。500年前、神々が降臨し、カーンルイアを滅ぼした。「人類の誇り」も、雑草のように神々の庭から駆除された…
神のいない国で、人類によって高度に発展していたが、神に滅ぼされたとのこと。
なぜ神々はカーンルイアを滅ぼしたのでしょう?
文明が発展しすぎたから
まずひとつ考えられるのは、文明が発展しすぎたという理由です。
実行したのは、「神」ではなく「神々」らしいので天理のほか、鍾離やウェンティのような俗世の七執政も関与しているのではないでしょうか。
筆者の考えでは、俗世の七執政はともかく天空島の勢力は崩壊についてある程度の理解があるのではないかと考えています。
そのため、文明が発展しすぎたカーンルイアが崩壊を招くリスクがあることから、予防的な措置として直接文明を後退させにいった可能性があります。
カーンルイアという国に害がありすぎたから
カーンルイア自体に害がありすぎたから、という理由も考えられます。
カーンルイアは、所属の天才錬金術師の堕落により、多数の魔物を排出しています。
また、ダインスレイヴによると、「土地は農具で耕すものではない、鉄と血で争奪するものだ。」という理念のもとに、遺跡守衛などの兵器が誕生したと語られています。
危険極まりない思想なので、これらだけでも消されるには十分な理由に思えます。
しかし、なぜ天才錬金術師が堕落したのか?そして神なく高度な発展を遂げ、自らの文明に誇りを持っていたような国が、なぜ極端な覇権主義に走ったのか?という疑問があります。
これらの理由も、「崩壊」の関連が疑われます。崩壊には精神汚染のような効果もあるため、錬金術師の堕落や、指導者層が好戦的な思想に陥った可能性があります。
文明の高度な発展と、カーンルイア自体の秩序の崩壊という2つの理由から、文明を根絶する処置に至ったのではないでしょうか。
世界樹の汚染
スメールのストーリー描写にて、主人公が世界樹の中のあるメッセージを観測する描写があります。
そして、それらを賢者が見ようとして、発狂してしまうというのもストーリー中で語られています。
また、ナヒーダはそれについて以下のように語っています。
マハールッカデヴァータが世界樹に残した意識は、まるで「汚染」されているかのように、非常に危険な気配を含んでいる。
ここでいう汚染とは、崩壊の汚染のこと指しているのではないでしょうか。
さらに、ナヒーダはこの世界樹の秘密は、「世界樹の…テイワットの存亡を賭けて挑戦する「クイズ」よ…」と言っています。
実に意味深なセリフですが、実際に崩壊の汚染が進んでいるということであれば、解決できなければナヒーダの言う通り、テイワットは消滅することになるでしょう。
また、世界樹の汚染と関連して、スメール各地には死域という害となって表に出てきています。
一見平和に見えるテイワットですが、崩壊は少しずつ進んでいるのではないでしょうか。
主人公の淀み
アルベドの伝説任務にて、アルベドが外の世界から来た主人公を研究する話があります。
そして、その過程で主人公から紫色の淀みの物質のようなものが分離されています。
この淀みとは、崩壊の影響を受けた何かなのでは無いかと思います。
主人公は崩壊3rd世界で融合戦士と呼ばれている存在では、という考察があり、筆者としても有力な説だと思っています。
融合戦士は、崩壊の因子を人間と融合させた改造人間です。
高い身体能力、崩壊への耐性、不老であるなどの設定があり、原神の主人公と設定的に矛盾しません。
これらの設定から、主人公には崩壊の力が備わっている上、耐性もあり世界樹の汚染にも耐えられるのではないでしょうか。
原神世界にも崩壊と思わしきものが確認できる
以上のように、原神の世界は、崩壊3rdと同じく虚数の樹に関連する世界のうちの一つというのが有力な説です。
そして、虚数の樹に関連するということは、崩壊というシステムの洗礼を受ける定めにあるということ。
表面上は平和に見えるテイワットですが、死域など少しずつ崩壊が表出してきている様子があります。
この崩壊にどう立ち向かっていくかが、原神の世界でも重大なテーマとなるのではないでしょうか。
次の考察記事を書きました。よろしければご覧ください。
記事をお読み頂き、ありがとうございました。
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