【原神考察】神の目の目的と代償・原神とはなにか考える

2022/10/26

原神

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こんにちは!当記事では、原神のストーリー考察として、神の目の目的と代償について記述しています。

少しずつ謎が明かされている神の目ですが、リサのキャラストーリーを読むと代償があると書かれています。

代償とはなにか?神の目を与えている目的とはなにか?を考えてみました。

当考察は、原神ゲーム内のネタバレ描写に加え、原神セレベンツ(公式漫画)、崩壊3rd側のネタバレも含みますので、ご注意ください。

また、こちらの記事で原神と崩壊3rdは関連すると考察していますが、その話を前提に書いています。

よければ前記事もご覧ください。

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神の目は誰が与えているのか?

まずはじめに、神の目は誰が与えているのか?という点について再確認しましょう。

神の目についてはゲーム内の記述から読み解くと、おそらく天理の調停者、もしくは天空島の誰かが与えているのだと思われます。

少なくとも、ウェンティや鍾離等、俗世の七執政ではなさそうです。

根拠として、雷電将軍のキャラクターストーリーに以下の記載があります。

外の世界では、そんなにも長い間雷元素の神の目が現れていないのですか?私にはいくつかの制約があるため、細かいことは言えませんが…神の目を授けることは、私の意志とは無関係です。重要なのは、人々の「願望」、そして…

七神が与えているという可能性もありましたが、明確に否定されました。

となると、七神の上位存在っぽい天空島の誰かと予想できます。

神の目はどうすれば手に入る?

ラナが神の目を獲得する場面の画像

原神世界では、神の目は人の願いが一定の強さに達したとき、突如として授かるもののようです。

現れ方はさまざまで、光を失った神の目が突如光り輝いたり、爆弾でふっとばした小屋の中にあったり、戦闘中に誕生したり。

また、スメールの森林書関連のストーリーにて、実際に神の目を授かる場面を確認できます。

人が強い願望を持った時、何の前触れもなく、突如として現れました。

プレイアブルキャラクターの神の目については、キャラストーリーに取得したきっかけが書かれています。

原神wikiの神の目の項目にまとめられているので、細かく読みたい場合はこちらを確認するのが良いでしょう。

神の目を持つ代償とは何か

「神の目」を手に入れたリサは、知りたかった知識を得た一方、その中に隠されていた秘密も知ってしまった。

神はとある理由で、全てを変えられる鍵を手にする代償を、人々に告げなかった。リサはこの「真相」を恐れた。

リサのキャラストーリーによると、神の目には代償があり、その真相はリサが恐れるほどのものだとのこと。

さて、代償と真相ってなんでしょうね。リサが恐れるほどということは余程なものだと思うんですよね。

例えば神の目の代償が寿命を縮める…だとしましょう。

寿命を縮めるという代償をリサが知ったとして、その真相を恐れるでしょうか。リサならそれぐらいの事は割り切るような気がします。

死ぬことよりも恐ろしいことが、代償として存在するのではないかと筆者は考えています。

リサが恐れる代償とは…、「原神」なのでは

原神 旅人キャラストーリー神の目画像

テイワットには、タイトルにもなっている「原神」という存在があるらしいです。

例えばウェンティは、序章 第三幕にてこのように語っています。

実はね、「神の目」の所有者はみんな、神になる資格を持っているんだよ。その者たちは「原神」と呼ばれて、天空の島に登る資格があるんだ。

また、旅人のキャラストーリー、神の目の項目にこのように記載されています。

抗えぬ運命を前にした時、人々は自身の無力を嘆く。しかし人生の最も険しい分岐点にて、その渇望が極致となれば、神の視線は降りる。それが「神の目」。神に認められし者が得られる外付けの魔力器官、元素の力を引き出す物。天の上は神々の領域。地上にいる選ばれし「神の目」の所有者は、死後、天空の領域に入ることを許されている。

他にも、原神の公式漫画である原神セレベンツのプロローグにて、幼いヴァネッサが爺に語りかけられるシーンがあります。

世界中の英雄は選定の末、空にある島へ赴く。その後神となって世界を守護する責務を担う

神の目の所有者は、死後天空の領域に入ることが許されており、そんな存在を「原神」と呼ぶそうです。

この話は、幼子に言い聞かせているぐらいですから、原神世界では有名だと考えられます。主人公のキャラストにも、色んな人から聞かされるとあります。当然、リサも知っているでしょう。

リサからすると、有名なおとぎ話ぐらいに思っていた存在が、実は神の目によってシステム化されているガチのものだと気づいてしまったのではないでしょうか

この「原神」の存在は、タイトルにもなっているぐらいですから、物語の中でも中核になる重要な話だと思われます。

原神とは何か?

ウェンティのセリフや旅人のキャラストを見て真っ先に思ったのが、北欧神話におけるヴァルハラの話にすごく似ているということ。

知らない方のためにざっくり北欧神話のヴァルハラについて書いておきます。

ヴァルハラは北欧神話の主神、オーディンの宮殿です。ワルキューレによって戦士の魂(エインヘリャル)が選別され招かれます。ヴァイキングの間では、死後ヴァルハラに迎えられることは戦士として最高の栄誉とされています。

ヴァルハラに迎えられた戦士の魂は、毎日互いに殺し合い、腕を磨きます。ヴァルハラで死した者は、夕方になると皆生き返り、宴を開き、また殺し合います。

なぜ戦士の魂たちが戦っているかというと、来たるべくラグナロク(終末の日)に備える為です。主神オーディンは、やがて起こる最終戦争で兵士として用いるために、戦士の魂をヴァルハラに集め、戦わせ腕を磨かせています。

さて、どうでしょう。人の中から願いの強い者を選別し、死後天空島に招くというところは、ヴァルハラにすごく近いように思えます

原神は様々な神話をミックスしながらモチーフにしているようなので、「原神」のモチーフは「エインヘリャル」なんじゃないでしょうか。

そして、「原神」のモチーフが「エインヘリャル」であるならば、天空島に登った後のことに予想がつきます。そう、終わりの無い戦いの日々です。

北欧神話ではラグナロクに備えていますが、原神世界にもラグナロクに相当するものがあります。崩壊」です。

原神と崩壊の関係については、前記事で解説しているので詳しくはこちらをご覧ください。

神の目を授ける目的は「原神」を集める事。そしてそれが代償でもある

上記の考察が正しければ、神の目を授ける目的と、代償についてもハッキリします。

まず天空島が神の目を授けている目的。

それは、「崩壊」に対抗するため、願いの強い優れた魂を選別し、死後「原神」として崩壊に立ち向かわせる事

そしてリサが恐れた真相とは、死後、輪廻転生の枠組みからはずれ、「原神」となり崩壊に立ち向かう尖兵とされる事

個人的にはかなりしっくりきた考察なのですが、どうでしょう?

リサからしても、死ぬ事は割り切れても、死後にまで影響されるのは恐ろしさを感じるのではないでしょうか。

神の目を授かるということは、死後永久に拘束される赤紙を交付されたようなものです。

原神になったヴァネッサの描写

ゲーム中では「原神」となった人についての描写はされていないと思いますが、公式ホームページにある漫画では、その描写があります。

ここから読めますので、未読の方はぜひ読んでみてください。コレイの出自もわかります。

この中のプロローグの中に、ヴァネッサという過去の人物が登場します。

そしてヴァネッサは最終的に天空島に赴き原神となるわけですが、その瞬間が漫画になっています

原神セレベンツ画像1
原神セレベンツ画像2

※原神公式漫画 原神セレベンツ プロローグ P71,72より

ヴァネッサが踏み入れた場所は、円形の牢獄を彷彿とさせるような場所。

足を踏み入れると扉が閉まり、鳥となって世界へ飛び立ちました。

死後鳥となって世界を見守るというのは死後の世界としては悪くないように感じます。しかし、これは真実を描写しているのでしょうか?

この場面は、後のページを見るとウェンティが旅人に語っているように読み取れます。ウェンティは天空島側の勢力でしょうから、「原神」の伝説を美化して風聴しているのでは

この漫画内で、ウェンティが天空島の話題を出されたときに露骨に嫌な顔をしていたので、天空島に対してあまり良く思っていない、もしくは良くないことがなされていることが示唆されています。

崩壊に対する戦いというのは崩壊3rd側を見ないとよくわからないかもしれません。崩壊3rdで戦う人々は、仲間や家族、世界が朽ち果てていく中、自身の精神や身体がボロボロになりながらも戦い続けています

崩壊に相対するというのは相当しんどい事です。鳥になって平和に世界を見守るというイメージからはかけ離れています。

実態は良くない事を美化して風聴しているならばウェンティにも黒い面がある事になりますが、まあ、それが七神としての仕事なんでしょう。

もしくは、最近のスメール魔神任務のアーカーシャによる夢搾取のような感じかもしれません「原神」は天空島で封印されて、願いの力だけ搾取されている…これもありそうです。

いずれにしても、死後そんなことを続けるのはちょっとなあという感じです。タルタリヤみたいな人は喜ぶかもしれませんが…。

神の目の副次的な効果

「原神」関連の話が一番の主目的だと思いますが、神の目には副次的な効果もありそうです。

いくつかはゲーム内描写にも現れています。

神の目は奪うことで所有者を廃人にすることができる

まずは一つ、稲妻のストーリーにて明確に描写されています。目狩り令です。

「永遠」を追い求める雷電将軍は、神の目の接収を行いました。

願いを具現化した神の目は、奪われる事で廃人と化してしまいます無かったはずの弱点が作り出されているわけですから、描写されている中での神の目の明確なデメリットと言えるでしょう。

神の目を入手できる人間は、強い願望を持つ者。人間の持つ願望とは、種族が成長していくために必要なモノです。

人類が成長を続け、文明が発展すればより強い崩壊に襲われます神の目の交付と接収により、人類の成長を停滞させることができます。(雷電将軍のいう永遠)

また、カーンルイアのように、神に刃向かおうとする者も出てくるかもしれません

神の管理に反旗を翻す者が出た時に、反乱分子の中心人物を、神の目の接収によって無力化できれば、非常に効率よく反乱を納めることができます

人類を効率的に管理するアイテムの一つとも言えるでしょう。

崩壊から身を守る

原神世界の中で、崩壊エネルギーの影響っぽいなと思うものがいくつかあります。

モンドのメインストーリー中にて、風魔龍の涙の結晶を調べる場面。

結晶の中に汚れた不純物があるわ。でも、これ以上は…(中略)まぁ、あまり古代の文献には期待しないで。それに――いたっ!結晶の中の不純物に近づくと、痛みが…。なるほど…これは「神の目」との相互排除ね。この穢れの力は、わたくしたちの体内にある元素の力と相殺しあうの。

風魔龍の涙の結晶の穢れは、崩壊エネルギーではないかと思うのですが、神の目の力は排除するように働くようです。

また、スメールでは死域という領域があり、これも崩壊っぽいなーと思っているのですが、神の目の所有者は影響を軽減できる描写がありました。

上記が崩壊に関連するのであれば…、という前提つきですが、神の目は崩壊から身を守る効果があるのではないでしょうか。

願いの強い者は、崩壊によって暴走した際により強力な存在となる可能性がある為、願いの強い者を崩壊から守るのは、理にかなっていると言えます。

まとめ

当記事では、神の目の目的と代償、そして原神について以下の推論を立ててみました。

神の目の一番の目的は、「原神」を選定すること

「原神」とは、世界を守護するために崩壊に立ち向かう役割を担う

神の目取得の一番の代償は、「原神」となり死後崩壊と立ち向かう定めを強制的に背負わされること

上記は物語の核心部分になると思います。正しければですが…。

他にも、神の目の属性によって、境遇に系統がある(水キャラは何かを演じている等)という考察もよく見かけます。

皆さんは神の目の目的と代償について、どのように考えますでしょうか?ぜひコメント欄に残していただければと思います。

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