こんにちは!当記事では、原神のストーリー考察として、原神世界のループ説について記述しています。
当考察は、原神ゲーム内の最新ストーリーまでのネタバレ描写に加え、崩壊3rd側のネタバレも含みますので、ご注意ください。
また、こちらの記事で原神と崩壊3rdは関連すると考察していますが、その話を前提に書いています。
よければ前記事もご覧ください。
原神世界はループしている?
原神は書籍や装備品のストーリー、マップに隠されたヒント等、いろいろな所に世界観のヒントが隠されています。
メインの魔神任務では、あまり言及されていませんが、目立たない所に散りばめられた情報を集めると、この世界ループしてね?という疑惑が思い浮かびます。
まずは、どのあたりがループを示唆しているのか、まとめてみようと思います。
時の神の存在
現代の原神世界では、ウェンティや鍾離等、俗世の七執政が各地を統治しています。
この俗世の執政は、過去には違う者が就任していたことがあるようです。淵下宮で入手できる書物(日月前事)にて、その存在が記載されています。
唯一、我々を見捨てなかったのは、「時間の執政」だった。彼女は時であり、終わりのない瞬間であり、千の風と日月の秤であった。彼女はすべての欣喜の瞬間であり、すべての憤怒の瞬間であり、すべての渇望の瞬間であり、すべての恍惚の時である。そして、彼女はあらゆる錯乱の瞬間だった。 我々は彼女を「カイロス」、或いは「不変の世界の統領と執政」と呼んだ。秘密に包まれた真名を口にすることはできない。だからここで、一回だけ、あえて逆に書こう——「トロタスイ」。
淵下宮の民たちは、もともと地上で暮らしていましたが、天空島の争いにより地下に落ちました。
原生生物が跋扈する空間に落ちたことで、闇の中、淵下宮の民たちは狩られ続けました。捧げ続けた天への祈りも届きませんでした。
そんな中で、淵下宮の民たちを見捨てなかったのが、「時間の執政」だったとのこと。
なんで逆に書いたのかはわかりませんが、イスタロトと呼ばれていたようです。
他にも、モンドの北東にボロボロの遺跡があります。
近づくと世界任務「時と風」という隠し世界任務が開始されます。この中で見つかる調査書で、以下のように書かれています。
記述の通り、「時間」に関わる魔神に関わる古代遺跡があるのです。
このように、時の神の存在は作中にすでに描写されています。
そして、時の神が大きな力を行使するとしたら…?
皆さんがシナリオライターだったらどんなストーリーを書きますか?筆者は真っ先にタイムスリップを思い浮かべました。
タイムスリップできるキャラがいたら、過去を改変するストーリーとか、繰り返す時間軸からの脱出とか、王道だしやっぱり良いなと思います。安直すぎますかね…。
雷電の伝説任務にて時の神の力を行使
さりげなくですが、雷電将軍の伝説任務でもイスタロトという名称が出てきています。
このイスタロトの力の関与があり、神櫻を過去で発芽させることに成功しました。
神櫻を過去に発芽させるというのは、まさに時の神の力といえるでしょう。
力の片鱗だけでもこれだけの事が行えるわけですから、全盛期の時の神の力ならば、タイムスリップぐらいの事はやれそうです。
ザラマンのセリフ
層岩巨淵で会える光るきのこ、ザラマン。
このザラマンなんですが、なんだか意味深な事を言っていたんですよね。
ザラマン、そこの二足歩行を知ってる。おかしい。懐かしい匂い。それは、金色に輝く熱砂と幽邃なる雨林の匂い、故郷の匂い。ザラマン、故郷を離れて長い。でも、この匂いを間違えることはない。
そこの二足歩行(旅人のこと)を知ってる、というのはどういうことでしょうか…。プレイヤー視点では初対面なのですが。
また、旅人からスメールの匂いがしたとのこと。当時プレイした時は、スメールの地域が開放される前だったので、絶対にスメールには行けませんでした。なので、いったいなんのことだ?と思っていました。
一瞬、旅人の相方に会った事を指しているのかとも思いましたが、もしかするとこれはループを示唆している話なのでは?
ループにより、世界樹の記憶も含めていったんは消失しているものの、うっすら覚えていてそれをザラマンが話した、ということではないでしょうか。
ナヒーダの伝説任務でも、マハールッカデヴァータを忘れたことについて、"例えるなら、白紙の上に書かれた字を消すようなもので、字は見えないけど、薄いヘコみだけは見える状態ね。"と例え話をしました。
世界がループしていて、主人公以外の人物や生物も、なんとなくデジャブを感じているのかもしれません。
ナヒーダの魔神任務のセリフ
スメールの魔神任務にて、「花神誕祭」のシナリオ中、ナヒーダがぼそっと呟く言葉です。
もしかしたら、この世界はすべてがまやかしで、この大陸の歴史もただの長い「花神誕祭」に過ぎないのかもしれないわね。
ナヒーダが知った上で言っているかはわかりませんが、この例え話はかなり直球で原神世界を表現しているのではないでしょうか。
考察というより読みですが、シナリオライターがそういう意図を込めているんじゃないかなと感じます。
祭りの冠のストーリー
聖遺物はかなりしっかりストーリーが書き込まれているのですが、祭りの冠シリーズに少しループを示唆している文章があります。
4属性あるので、確認用に順に画像を貼り付けておきます。
火祭りの冠
水祭りの冠
雷祭りの冠
氷祭りの冠
内容を読むと、人間の繁栄→繁栄の末に神々に疑問を抱く→神の怒りに触れ文明がリセットされる…、という事を繰り返しているようです。
導入文は統一性のある書き方がされており、
氷凍は溶け、火が燃え始めた(火祭り)
↓
古い火は消され、雨が降り始めた(水祭り)
↓
河と海は枯れて、雷が降り始めた(雷祭り)
↓
万物の気配は弱まり、大地が凍り始めた(氷祭り・ここだけ文末)
大地が凍れば、いつか溶け火が燃え始める…というようにループする文章になっています。
氷祭りの文章にも、
すべての繁栄には終わりがある。けれどそれが永遠ではないとは限らない。
循環の終点には、大地が再び春を迎える。だから、「永遠」は環の形だ。「真相を探す」のは繁栄がもたらした知恵であるが、繁栄を生み出す種ではない。
という記載があり、くどいぐらいに世界の循環構造を表現しています。
ちなみに、水祭りの冠には、"百年の豊作はすでに神聖たる計画に書かれており、一切の変化も許しはしない。"と書かれていますが、神聖な計画については、天理の前任者(?)が人類に対して持っていた事が淵下宮の歴史書に示されています。
つまりこの文章は、恐らく天理が統治する前の時代を表現しています。
ここでいうループとは、上にあるような時の神の力による巻き戻しではなく、文明の発展と衰退、そして新たな文明の芽生えという、違うジャンルでのループです。
文明のループというのは、mihoyoの前作の崩壊3rdでもあったので、原神世界というより、miHoYo世界観で共通している事項なのかもしれません。
それとは別に、時の神によるループも起きているのかも…、と筆者は考えています。ループだらけですね。
時の神の存在が一番怪しい
いろいろとループを示唆している話はありますが、一番の根拠となるのは、やはり「時の神」の存在です。
ゲーム内のストーリーでも、時の神の力により過去に神櫻を飛ばしてますから、時の神本来の力なら、過去へ戻る事、もしくは誰かを過去へ送ることができるんじゃないかと。
また、別記事にまとめていますが、パイモンの正体が時の神なのでは?と考えています。
時の神が何らかの理由で力を失って、パイモンの姿になっている…、と考えると色々とストーリー的にも説明がつくようになります。
どのようにループしているか?
では原神世界は、どのようにループしているか?考えてみます。以下個人的な妄想になります。特に根拠はありませんので、ご注意を。
まずヒントになるのは公式のこのムービー。皆さんご確認済みでしょうか。
メインチャプターの流れはかなり初期から計画されているようで、執筆時点では順調にスメールまで来ています。
そしてスネージナヤの次は…なんとカーンルイア編がある様子。
しかしカーンルイアは滅んでいるはずです。人もみんな、呪いの力で化け物になってしまっています。遺跡巡りでもするのでしょうか?
計画があるうちの最終章ですから、遺跡巡りではないと思うんですよね。ではどうするかというと、このチャプター、時の神の力でカーンルイアの滅亡前に飛ぶという事ではないでしょうか?
こうなると、ストーリーの全容が少しわかるような気がします。図にしてみます。
図にしてもかなりわかりづらいですね、すみません。文章にしてみると、
1,スネージナヤやアビスによる天空島への反逆がこれから始まる。それにより、世界が危機を迎える。
2,旅の過程で覚醒したパイモン(時の神)の力で、旅人は過去へ戻る
3,滅亡前のカーンルイアへ到着。ダインスレイヴと出会い旅をし解決策を探す。しかし見つからず歴史通りにカーンルイア危機が訪れる
4,プレイヤーが選択した旅人は、次ループで相方ポジションへ就く
七国巡りの最後はスネージナヤらしいので、恐らくそこで、神の心を集めた結果がわかるでしょう。
スネージナヤは天理への反逆を企てている様子なので、世界全体は戦火に巻き込まれ、危機になると予想します。
テイワットが滅びかけたそのときに、旅の過程で力を得たパイモンが、時の神として覚醒。旅人を過去に戻し、全てを委ねます。
過去に戻った旅人は、滅ぶ前のカーンルイアを訪れます。この時にダインスレイヴと出会い、旅をします。また、パイモンの力により過去へ戻ったため、テイワットに属する存在として世界樹に記録され始めます。
カーンルイアの旅では思うように解決策が見つからず、カーンルイアの危機が発生。その後も各国を巡り解決策を探しますが見つからず、最終的には相方を起こし、一か八かの世界からの脱出に挑戦します。
しかし天理には敵わず封印され、テイワットに残ることになります。
封印がとけた後は、カーンルイアを旅して感情移入していることもあり、アビス教団と手を組みながら、次の手を模索していきます。
ここでループを抜ける糸口を見つけ成功するのかどうかがループの分岐点になるのではないでしょうか。失敗すれば次のループに突入です。パイモンがついていないので、ループ時に記憶を継承できず、忘れてしまいます。
こんな感じでぐるぐるとループし続けているのではないでしょうか。
このループが繰り返されているならば、主人公が選択式なのも納得がいきます。どちらを選んでも、どちらかのループの話を見ているのであって、物語全体では矛盾がないです。
相方が降臨者ではないという疑問についても、きれいに解消できます。
まあ、細かく考えるとツッコミどころは色々あるのですが…。
皆さんは原神世界の顛末をどのように考えますか?ぜひ皆さんの考察も、コメント欄に書き残していってください。
関連記事
最初の記事 【原神考察】原神の世界構造を考察【虚数の樹・崩壊】
前の記事 【原神考察】他の降臨者は誰?相方が降臨者では無い理由
記事をお読み頂き、ありがとうございました。
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