当記事では、ワイルドリフトのチャンピオン、ゼド対策について記載しています。
ワイルドリフトのチャンピオンの一人、ゼド。
高火力の物理チャンピオンで、初心者殺しのチャンピオンです。
当記事は、ワイルドリフトのパッチ1.0Aの段階で執筆しています。
パッチ状況によっては、スキルのCDや%など多少の差があるかもしれません。リメイク時には再執筆する予定です。
ゼドのスキルについて
ゼドの使用するスキルについて記載していきます。
ワイルドリフトでは、プラクティスツールで全チャンピオンを使用できるので、できれば実際に動かしてみてからみてください。
パッシブ
体力が50%未満の敵に通常攻撃を行うと対象の最大体力の7%にあたる追加魔法ダメージを与える(敵ごとにクールダウン10秒)
ゼドのパッシブは、通常攻撃の追加ダメージのパッシブです。
このパッシブはかなり痛くて、ただ殴られただけなのにやけに減ったなと思ったらコレです。
主要なスキルが落ちたなと思って調子に乗ってると、パッシブAA、電撃、イグナイトでやられたりします。見くびらないようにしましょう。
1スキル
自分と影が手裏剣を投げる。それぞれの手裏剣が最初に命中した敵に物理ダメージを与える(2体目以降はダメージが低下する)
ゼドのメインのハラススキルです。
シンプルにまっすぐ飛ぶ手裏剣スキルですが、2スキルの影が出ている時は、影からも手裏剣が飛んできます。
弾速はそこまで早くないので、ゼドに対して横に動くと避けやすいスキルです。
ミニオンの裏にいることで、ダメージを低下させられますが、プッシュを許すことになるので良いかどうかは状況次第です。
2スキル
自動効果:ゼドはスキルが同じ敵に2回当たるたびに気を獲得する。気はスキルの使用1回につき1回しか獲得できない。
発動効果:影が前方にダッシュして4.5秒間その場に留まる。「影分身」を再発動するとゼドと影の位置が入れ替わる。
ゼドの移動スキルであり、ハラスにも使用するスキルです。
特筆するべきなのは、影分身はクールダウンが20秒とかなり長く設定されていること。
ノーリスクでハラスできるスキルなので、ゼドとしては活用して体力を削りたいですが、一回避けられると20秒も使用できません。
また、影分身をハラスに使用すると、その後逃げに使えるスキルが一切なく、ジャングルのプレッシャーも大きくかかります。
影分身を無駄遣いさせられると、レーン戦で優位に立てるでしょう。
3スキル
自分と影が回転斬りをして周囲にいる敵に物理ダメージを与え、1.5秒間スロウを与える。
自分中心に発動するシンプルな物理ダメージ攻撃です。
レーン戦ではそのまま使うことは少なく、基本的には2スキルの影分身を出して回転斬り、もしくはULTを使用して接近してから使うことになります。
ULTが無いレーン戦の間は、影分身のCD中はあまり心配のいらないスキルでもあります。
地味にスロウがついているので、ULT習得前でも、スロウ付与からの通常攻撃でザクザク切られてやられる事があります。気をつけましょう。
ULT
対象指定されなくなり、指定した敵チャンピオンに向かってダッシュして「死の刻印」を付与する。この印は3.5秒後に爆発し、一定ダメージに加え、印が付与されている間に自分が対象に与えた全ダメージの25%の物理ダメージを与える。ダッシュ時に6秒間影を残す。ULTを再使用すると自分と影の位置が入れ替わる。
ゼドの最も特徴的なスキルがこのULTです。
自キャラに瞬間移動してきて、数回切りつけられ、最後に印が爆発して自キャラはやられ、ゼドは影で悠々と帰っていく・・・、この記事にたどり着いた方は、こんな経験をしているはずです。
このスキルの重要なところは、ULTを使用され印がついた後、3.5秒後に爆発しますが、その間に食らったダメージに応じて追加ダメージをもらうということです。
つまり、ULTを使われてもスキルを回避してダメージを軽減できれば、ULT自体のダメージもかなり抑えられるということです。
徒歩でスキルを回避するのは困難ですが、フラッシュがあれば避けられる可能性も高いのです。
その場合、基本的にはゼドが出現した直後にフラッシュして避けます。
ただし二回目以降、避ける癖が見抜かれると、フラッシュ先に影分身→追撃でフラッシュしても普通にフルコン食らって死にます。そうなってくると読み合いです。
ゼド対策
上記のスキルを踏まえた上でどうするか。
基本的には、ゼドはレーン戦がかなり強いチャンピオンで、かわりにレーン戦が終わって、集団戦がメインの戦いになってくると存在感がなくなっていきます。
なので、レーン戦を五分で済ませられれば、大体のチャンピオンで有利な状況となります。
とにかくスキルを避ける
そんなゼド対策で一番大事なのが、とにかくスキルを避ける事です。
まあ当たり前すぎてそんな事を言われても…、という感じだと思いますが、特に大事なのはルーンの「電撃」の発動を避けることです。
電撃は短い時間内で3回攻撃を当てると発動するルーンです。大体のゼドがこれを選択すると思います。
遠距離でゼドが電撃を発動するために、影分身→回転斬り→手裏剣×2(影と本体)でちょうど3hitになり電撃が発動します。
このハラスは非常に強烈なので、このうちのどれか一つでも回避できると良いでしょう。
影の回転斬りと手裏剣は、距離が近いため避けづらいと思われます。最低限、本体から飛んでくる手裏剣だけは避けましょう。
死ぬラインを見極める
ゼドは典型的なスノーボールチャンピオンです。
一回有利を渡すとその後ずっとやられるハメになります。
特にゼドのULTはタワーダイブ性能が非常に高く、安全にタワーダイブを行えるので、タワー下にいても簡単に死ぬようになります。
ゼドがULTを習得した後は、こちらのHPが半分以下だとほとんど死ぬラインです。
7割ぐらいでも、チャンピオンの固さや育ち具合によっては簡単に死にます。
こうなってくると味方にも煽られはじめ、非常に萎える展開ですが、粘り強く経験値だけでも吸いましょう。
自分がボコられているということは、対面の有利が他レーンに波及していないということでもあり、他レーンの状況次第では普通にゲームに勝てます。
他レーンを壊されるほうがゲームの展開としてはまずいです。
また、サモナースペルで初期設定はミッドチャンピオンだとほぼイグナイトになっています。
強気にいくならイグナイトでも良いですが、ゼド相手ならバリアやイグゾースト等もオススメです。
対策アイテムを買う
ゼドは物理チャンピオンで、かつ脅威アイテムを積むチャンピオンです。
脅威アイテムは、防御アイテムが無い相手に有効で、逆に防御アイテムを多く積むタンク等に対しては効果が薄いアイテムです。
誰でもお手軽に積める防御アイテムで、忍者足袋はブーツの種類で物理防御を増やせるので、対面がゼドのときには有効です。
また、ブーツの派生アイテムにストップウォッチ(2.5秒無敵になるアイテム)がありますが、ゼドのULTに対して非常に有効です。
ゼドのULTの爆発ダメージを無効にすることができます。ゼドがいたら、ほとんどの場合買っていいと思います。
なお、ゼドのULTは背中に飛んでから印が爆発するまで、だいたい3秒ぐらいです。
ストップウォッチが早すぎると、ストップウォッチの効果が終わったあたりで印が爆発しますのでご注意を。
アイテムやレベル差が大きいと、印の爆発以前に死ぬことがあるので、そういうときは早めに使ったほうが良いかもしれませんが、大体は印の爆発に合わせてストップウォッチを使うと良いでしょう。
他にも、自分はゼド相手はオリアナをよく出すのですが、ロッドオブエイジスがなかなか良い感じです。
メイジアイテムでありながら、体力を伸ばせるので、その増加体力分でぎりぎりバーストが届かない、という事が結構あります。
メイジチャンピオンなら検討してみても良いかもしれません。
露骨なカウンターを当ててみる
対面ゼドで、自分が対面だとわかっている場合、露骨なカウンターを当てるのも有効です。
ワイルドリフトで実装されているチャンピオンの中では、マルファイトが一番お手軽でしょう。
マルファイトはパッシブで一定間隔で回復するシールドを持っており、ゼド側としてはハラスで削れません。
また、マルファイトの1スキルの円盤投げが思いのほか痛く、ゼド側としては厳しいマッチアップです。
レーンで勝てない上に、もちろん集団戦のポテンシャルもマルファイトのほうが上です。
マルファイトはAPビルドとタンクビルドがありますが、初心者が堅実にいくならタンクビルドで良いと思います。チーム構成を見て決めるのが一番ですが。
また、ガレンも対面ゼドの露骨なカウンターとして使われます。
パッシブで回復を持っており、ハラスで削れず、近接戦闘はガレンのほうが強いです。
また、ガレンは地味にサイレンスを持っていますが、集団戦時にこれが非常に鬱陶しい存在になります。
ADCをキルして帰ろう…と思ってもガレンにサイレンスを貰うとコンボできなくなるだけでなく、ULTで帰還もできなくなります。
ガレンがただ立っているだけで、ゼドとしては格段にやりにくくなります。
他にも、ゼドはファイターはだいたいきついと思います。ファイターでなれているキャラがいたら出してみても良いかもしれません。
ただし、ゼドを見たからといって、たんにガレンやマルファイトを出すと「こいつバロンレーンか?」と他のプレイヤーがミッドチャンピオンをピックしてしまうかもしれません。
普段はバロンレーンに行くチャンピオンなので、ミッドにいくことを宣言すると良いでしょう。
ロームさせない
ゼドはレーン戦も非常に強いのですが、ローム(他のレーンへ行くこと)も非常に強いです。
忍者足袋やストップウォッチを買うことで死ななくなるのは良いのですが、できるゼドは対面を倒せないと悟ると他レーンを壊しに行きます。
ミッドレーンでとられた有利が他レーンへ波及するというのは、試合にもかなり負けやすくなるので、ローム対策は重要です。
まず一番行うべきなのが、ゼドが姿を消したときにピンで知らせることです。
相手がハラスではなく、ミニオンにスキルを使ってウェーブを押してきたら、対面を殺すよりも押し付けてロームしたいという事です。そういうときは、特にピンで警戒を促しましょう。
可能であれば、ミッドレーンの真ん中あたりに一本ワードを設置できると、移動した方向がわかりピンで知らせやすくなります。
対面のゼドがロームした場合、チャンピオンにもよりますが、追いかけるのはかなり危険です。
相手がロームをした際の選択は、状況によるので一概に言えませんが、なるべく早くウェーブを押し返し、ゼドが他レーンで戦っている隙にタワーに圧力をかけましょう。
タワーへの圧があると、ゼド側も多少はロームしにくくなります。
また、実際に行かないにしても、追いかけるフリをするだけで、ゼドが足を止めるかもしれません。
もちろん、レーン戦でゼドをボコボコにして、ウェーブを押し付け、一切ロームさせないのが最善です。
スキルを使わせたらプレッシャーをかける
ゼド相手に消極的に立ち回るのも良いのですが、やはりレーン戦で勝てるようになると、ゼド相手の勝率がぐっと高まります。
ゼド相手にレーン戦で勝つためには、相手がスキルを使った後しっかりプレッシャーをかけるのが大事です。
特にゼドの中で重要なスキルは、2スキルの影分身です。
逃げスキルでもあり、ハラスをする際にも、3スキルと1スキルをあわせて電撃を発動させやすいので、影分身があるか無いかはとても大事です。
強力なスキルである分、クールダウンも長めに設定されています。
短縮なスキルレベルの上昇をしていなければ、20秒ものクールダウンがあります。
影分身からのスキルコンボをうまく避け、さらに影分身の無い間にしっかり圧をかけられると、レーン戦を有利に運べるでしょう。
イーブンなら勝ち
ゼドはレーン戦が非常に強いチャンピオンですが、集団戦はあまり強くありません。
特に、本家LoLではストップウォッチは魔法アイテムでしか存在しませんが、ワイルドリフトでは何故かブーツに付加できるようになっています。
集団戦フェイズが起こるような時間帯では、ゼドの暗殺対象はきっとストップウォッチを握っていることでしょう。
もちろん、スノーボールに成功して、10キルだとか20キル持っているようなゼドは、ストップウォッチも苦手な集団戦も関係なく最強です。
しかし、キルを取れなかったゼドは、集団戦では存在感を発揮できないような設定になっています。
つまり、ゼド相手はレーン戦でイーブンで終わらせられれば、試合としては充分有利な状態です。
ゼドは初心者殺しな一面が強いので、なかなか文字で読んでも対抗できないかもしれません。
一番良いのは、自分で実際に使って、何をされるときついのかを学ぶのが良いと思います。
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